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耳小骨筋反射

2018.09.13

耳小骨というのは、鼓膜から内耳に音を伝える小さな骨ですが、耳小骨筋はその骨についていて、あまりに大きな音が入ってきたとき、反射的に収縮して音の伝わりを弱め、内耳を守る働きをしています。耳小骨が外れてしまっている時には耳小骨筋反射が検出されなくなります。またその反射は、顔面神経によって起きますので、顔面神経麻痺では反射が起きなくなり、その診断にも役立ちます。

(現在当院では行っていません)