2018.06.13
外耳:耳の入り口から鼓膜まで。顔の皮膚の続きです。
中耳:鼓膜の内側にあって鼻の奥(鼻咽腔=上咽頭)と耳管という管でつながっています。喉の粘膜の続きです。
内耳:音を感じる蝸牛(かたつむりに形が似ているのでそう呼ばれます)と平衡感覚を司る三半規管で構成されます。脳の神経の続きです。
外耳は耳の穴から見ることができますし、中耳の様子も鼓膜を透かしてある程度分かりますが、その詳細な観察には内視鏡(鼓膜鏡)や顕微鏡が必須です。
中耳の詳しい様子や機能を知るためには、聴力検査やティンパノメトリーといった検査が必要になります。
内耳は外から見えませんから、その診断には聴力検査や赤外線眼振検査が必須です。