副鼻腔炎の画像診断(超音波、レントゲン、CT)
2018.05.11
副鼻腔炎は画像診断によってより正確で詳細な診断ができます。画像診断には1.超音波検査 2.レントゲン 3.CTがあります。
超音波検査は、小さいお子さんにも繰り返し行うことができ、妊娠中の方でも行える安全な検査です。しかし、上顎洞以外の副鼻腔については診断できません。レントゲンは、篩骨洞や前頭洞についてもある程度分かりますが、CTほど詳しい正確なところまでは分かりません。また、蝶形骨洞については、レントゲンでは全く分からず、CTが必要です。
当院では、2021年10月からコーンビームCTを導入しております。コーンビームCTは従来のCTに比べ、放射線被曝の量は少なく、検査料も比較的安く、検査時間も短く、準備から撮影、結果の供覧まで数分で可能です。